コラム

column

ジェネリック医薬品って安全?

ジェネリックのお薬を希望されますか? はい・いいえ

病院で処方箋を渡されて近くの薬局へ赴き、記入用紙を渡されてジェネリックに関する希望を確認されることがあると思います。人によってはジェネリックのお薬は拒否されている方もいらっしゃるかもしれません。テレビやラジオなどでジェネリック医薬品に関してのコマーシャルで見聞きし、なんとなくジェネリック医薬品を選択される方もいらっしゃるでしょう。ジェネリックという普段聞きなれない横文字で、特に言葉の意味など解説が無いまま使われている言葉だと思います。そこで今回はジェネリック医薬品の安全性に関しての説明です。

そもそもジェネリックって何?

ジェネリックとはどういったものなのでしょうか?もともと英語でGenericと表記し「一般的な」や「(品物が)商標登録されていない」といった意味があるそうです。最近ではジェネリック家具やジェネリック家電といったものもあります。ジェネリック家具・家電は一世代前の機能や技術を利用し、搭載機能を少なくすることで低価格で提供することを可能にしています。後述するジェネリック医薬品から着想を得た新造語となります。一流企業以外のメーカー製の製品を過去にはB級家具・家電などど呼ばれていましたが、最近では使われなくなりました。ジェネリックの定義とは少し異なりますが、廉価版の家具・家電も今後はジェネリック品と呼ばれる様になるかもしれません。

ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品について説明します。ジェネリック医薬品は先発医薬品と同一の有効成分を同一量含み、同一の経路から投与する製剤で、効果・効能・用法・用量が同じ薬剤です。原則的に先発薬と臨床結果が同じものでなければなりません。少し回りくどい表現ですが先発医薬品もジェネリック医薬品もメーカーが違うだけで「同じ薬」です。ジェネリック家電は最新機種と比べ機能が少し劣ることがありますが、ジェネリック医薬品に関してはその様なことは決してありません。家具や家電は価格を抑えるために機能を調整しますが、医薬品は身体の中に入り効果を発揮するものですので、成分に過不足があってはいけません。錠剤によって効果に差があるようでは薬としての機能を果たすことはできません。しかし、ジェネリック医薬品は先発医薬品と比べて手ごろな価格で処方されます。これはジェネリック医薬品は開発に係る費用が少ないために、先発医薬品に比べ価格を抑えることが出来ます。決して有効成分を誤魔化しているわけではありません。また、国が厳しく審査をし安全であること、効き方が同じであることを確認がされているので安心してお使い頂けます。

 

 

 先発医薬品の開発

先発医薬品には特許期間があります。先発医薬品の特許期間中はジェネリック医薬品は販売されません。先発医薬品の製造開発には300億円を超える費用と、7年~9年という膨大な期間を必要とすると言われます。先発医薬品を開発出来た企業は、先発医薬品の化学構造や製造方法に対して特許を取得し自社で販売し巨額の費用を回収します。そのために先発医薬品(新薬)はジェネリック医薬品に比べて高額になってしまいます。医薬品の特許期間は特許出願日から20年とされ、この特許期間が満了すると各製薬会社から同じ効果効能を持つジェネリック医薬品が販売されるようになります。しかしながら、先発発医薬品開発企業は同一成分に新たな効果や効能を発見することが出来れば、特許権を追加取得し特許期間を延長する場合があります。

 

 

 

膨らみ続ける医療費

2017年9月に厚生労働省は2015年度に支払われた医療費が42兆3644億円に達すると発表しました。これは国民1人当たり330,330円で9年連続で増え続けています。日本の財政を圧迫する医療費ですがジェネリック医薬品は薬価が低く医療費軽減に貢献するがわかっています。医療費が膨らみ続ければ日本の財政が逼迫し増税などの我々の生活に支障が出てしまうことも考えられます。ユナイテッドクリニックではジェネリック医薬品を幅広く取り扱っておりますので効果効能は一切変わらず、価格を抑えることができるジェネリック医薬品をお勧めしております。

はじめての方へ/診療の流れ
トップへ