プロペシアジェネリック

プロペシアジェネリック

世界で初めての内服の薄毛治療薬(AGA治療薬)であるプロペシアはMSD社(旧万有製薬)が製造・販売しており、フィナステリドを主成分としています。プロペシアジェネリックとはプロペシアのジェネリック(後発)医薬品の総称であり、正式な名前ではありません。プロペシアジェネリックは研究開発費などのコストがかかっていないため、プロペシアより安い価格(値段)で購入できるので人気があります。プロペシアジェネリックの効果や副作用、飲み方・服用方法はプロペシアと比較し違いは全くありません。

2014年にプロペシアの特許権が満了を迎えたため、日本国内でも日本製のプロペシアジェネリック正規品が販売されています。海外では以前からプロペシアジェネリックがあり、フィンペシア、エフぺシア、フィナロ、フィナバルト等が有名です。国内のプロペシアジェネリックはファイザー社のフィナステリド「ファイザー」や沢井製薬のフィナステリド「サワイ」、クラシエのフィナステリド「クラシエ」があり、2016年後半には東和薬品からもフィナステリド「トーワ」が販売されます。製薬メーカーは様々ですが、プロペシアジェネリック各種類とプロペシアを比較しても効果や副作用に違いはありません。メーカーや名前、コーティング剤、パッケージ、処方価格(値段)の違いです。

海外のプロペシアジェネリックを入手するには、ネット通販や個人輸入代行などを通して購入するか医療機関での処方となります。販売店や薬局などでは取り扱うことができません。海外プロペシアジェネリックは激安や格安ですが偽物が多く、安全や安全性に疑問が残ります。価格(値段)の安さは魅力ですが安全面が約束されておらず、厚生労働省も国内の医療機関での処方をおすすめしています。

プロペシアジェネリックの処方は病院やクリニックなどでの処方が安全、安心です。プロペシアジェネリックは保険適応ではありませんので薬価はありません。自由診療での処方となり、クリニックや病院など医療機関によって処方価格が異なります。大阪や、名古屋、神戸、福岡、東京など都市部ほど低価格でプロペシアジェネリックを処方しています。ユナイテッドクリニックはプロペシアジェネリックを最安(最安値)で処方しています。

プロペシアとは

プロペシア1㎎の画像

プロペシアはメルク社が内服するタイプのAGA(薄毛)治療薬としては世界で最初に販売した薬剤です。プロペシアという名前はPropeciaのpro and Comに使われるProの意味(ポジティブという意味)とpeciaはAlopecia(脱毛症)に由来しており、すでに60カ国以上で承認されています。
プロペシアの登場でAGA治療は大きく変化しました。プロペシアが登場するまではミノキシジル外用剤(ロゲインやリアップなど)が主流でした。プロペシアは世界で初めて医師が処方する1日1回の内服による男性型脱毛症治療薬(AGA治療薬)で、薄毛を認識している1260万人のうち18~19万人の方がプロペシアを服用していると言われています。
国内では「プロペシア錠0.2mg」と「プロペシア錠1mg」の2種類があり剤型はピンク色の錠剤で28日分、140日分で販売されており、他に90日分のボトルタイプなどもあります。

商品名)プロペシア錠0.2mg プロペシア錠1mg
分類)5α-還元酵素阻害薬 男性型脱毛症薬
錠剤)フィルムコーティング錠
和名) フィナステリド
洋名)finasteride
製造承認日)2005年10月11日

フィナステリドとは

プロペシアの主成分は「フィナステリド」と呼ばれる成分で、これはアメリカテキサス州からメキシコに自生するノコギリヤシという植物から発見されました。、元々は前立腺薬として開発が進んでいましたが、研究していくうちに男性ホルモンの働きを抑えることが分かり、その後AGA治療薬としても承認されました。

※フィナステリドの構造式
フィナステリドの構造式

薄毛の主な原因は男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)と言われており、このDHTは薄毛で悩む男性の脱毛部位の頭皮に通常より多く確認されています。男性ホルモンであるテストステロンが5α-還元酵素によって変換されることで、DHTが生成されます。本来髪の毛の寿命は6年程度で生え変わる(ヘアサイクル)のですが、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、成長期にある毛髪に対して退行期及び休止期に移行する信号が出されます。その結果、髪の毛が退行期の細い毛髪となり毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまうので、毛髪が薄く、細く、短い毛になってしまうのです。そのため、DHTが髪の毛に作用すると髪の毛の寿命が短くなり1年未満で抜け落ちてしまいます。プロペシア(フィナステリド)は、AGAの原因であるDHTを産生させるのに必要不可欠な5α-還元酵素Ⅱ型を阻害することでDHTの生成を抑制します。

プロペシアジェネリックの効果

プロペシアジェネリックの効果はプロペシアと同様にAGA(男性型脱毛症)の進行遅延であり、主成分が同じフィナステリドなので同じ効果が期待できます。

国内の臨床試験ではフィナステリド1mgの1年間投与により58%、2年間で68%、3年間で78%の改善効果が認められています。またフィナステリド1mgの1年間投与により40%、2年間で31%、3年間で20%の現状維持効果が確認されており、改善効果及び維持効果を合算すると、フィナステリド1mgは98%以上の方に効果があるというデータがあります。
ただし、著明改善は頭頂部で6%、前頭部で2%程度であり、一部の方には著名な発毛効果を発揮しますが、多くの方には現状維持~軽度改善の発毛効果が期待できる薬剤といえます。

プロペシアジェネリックの副作用

プロペシアジェネリックの副作用もプロペシアと同様です。プロペシアの添付文書からの引用すると、

「48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等であった。また、 肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」

とあります。このことから副作用に関してはあまり心配する必要性はありません。詳しくは添付文書やインタビューフォームなどをご確認ください。

プロペシアジェネリックが効かない

プロペシアジェネリックを使用して効果がないという方もいらっしゃいますが、考えられる理由は以下のようなものです。

○服用期間が短い
○体質に合わなかった
○偽物を服用

一般的にプロペシアジェネリックの効果が安定してくるのに約6カ月かかると言われています。そのためプロペシアジェネリックは最低でも6ヵ月以上の連続服用の後に効果判定を行います。3カ月ほどで効果を得られる方もいらっしゃいますがごく一部の限られた方であり、そのため服用期間が短いと十分な効果は得られませんので6ヵ月は必ず連続服用するようにしてください。また最低治療期間は1年以上です。

体質に合わなかったですが、これは単純にフィナステリドが体質的に合わなかった為、効果が得られなかったということであり、ジェネリック医薬品であったため効果が得られなかったわけではありません。遺伝性にプロペシアの主成分であるフィナステリドが効かないことが報告されています。そのため、先発品であるプロペシアを使用してもフィナステリドが体質に合わない場合は、効果を得ることが出来ませんので、そういった場合はザガーロや、ミノキシジルを使用するようにしましょう。

偽物の服用の多くは海外製のジェネリック医薬品を個人輸入やネット通販で入手した場合に起こり得ます。ジェネリックの認可基準は世界共通であり、そのため海外プロペシアジェネリックも偽物でない限りプロペシアと同じ効果を発揮できますが、海外ジェネリック医薬品は日本国内では流通していないため、個人輸入代行やネット通販等で手に入れることがほとんどです。しかし、ネット通販や個人輸入代行などで販売されている医薬品は約6割が偽物というデータがあります。当然、偽物を服用しても効果が得られませんし、場合によってはひどい副作用に悩むこともありますので、医薬品は信頼できるクリニックや病院などの医療機関から入手しましょう。

また女性がプロペシアジェネリックを服用しても発毛効果が得られなかったことがわかっています。そのため女性用のプロペシアジェネリックはありません。

より高い発毛効果を期待したいのであれば、ミノキシジル(ミノタブ)との併用や、ザガーロ・アボルブ(デュタステリド)に切り替えることでより高い発毛効果が期待できます。

プロペシアジェネリックとミノキシジルの併用

ミノキシジルはロゲインやリアップの主成分であり、その発毛効果・育毛効果について日本皮膚科学会は男性型脱毛症診療ガイドライン2010でAランク(使用することをすすめられる)に推奨しています。ミノキシジルとフィナステリドは作用機序が異なるため、併用することが出来ます。ミノキシジルには外用剤であるローションタイプと内服のタブレットタイプの2種類がありますが、ミノキシジルタブレットが最も発毛効果が高いことが知られています。フィナステリド製剤でAGAの進行を食い止め、ミノキシジルで発毛させることがAGA専門クリニックでのAGA治療の主流になっています。

プロペシアジェネリックとザガーロ・アボルブ(デュタステリド)

プロペシアのすぐ後に開発された5α-還元酵素阻害薬が、グラクソスミス・クライン社(GSK)のデュタステリドです。海外ではアボダートとして発売され、前立腺肥大やAGA治療に適応がありました。日本では2009年に前立腺肥大症に適応をもつ「アボルブ」として発売、2015年にユナイテッドクリニックが日本で初めてザガーロを紹介、2015年9月にはAGA治療薬「ザガーロ」として認可されました。プロペシアジェネリックと比較しても約1.6倍の発毛効果を認め、プロペシアジェネリックからザガーロ・アボルブ(デュタステリド)に切り換えた場合は約77%の方により発毛効果が認められたことが海外臨床試験で判明しています。

プロペシアジェネリックの注意点

1.肝機能障害のある方の服用ですが、フィナステリドは主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者に投与した場合の安全性は確認されていませんので慎重投与が必要です。

2.閉経前の女性、特に妊婦に関しての取り扱いには、注意が必要です。フィナステリドを妊婦に投与すると、薬理作用(DHT低下作用)によって、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。また経皮吸入による胎児への影響をおよぼす可能性が否定出来ないため、プロペシアジェネリックが粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は取扱わないようにしてください。

3.高齢者への投与に関して、前立腺肥大症患者を対象にした臨床試験(フィナステリド5mg)では、高齢者と非高齢者において副作用発現率に明らかな差は認められていません。しかし、一般的に高齢者では生理機能が低下しているので服用に関しては注意する必要があります。また高齢者における有効性は確立していません。

4. 小児等に対する適応はなく、また小児等に対する安全性及び有効性は確立していないため、必ず子供の手が届かないところで保管するようにしてください。

5.PSA濃度の低下により特定の臨床検査結果に影響を及ぼす場合があります。国内で実施した24歳から50歳のAGA(男性型脱毛症)患者において、血清前立腺特異抗原(PSA)の濃度が約40%低下しました。海外臨床試験においても、高年齢層の前立腺肥大症患者へのフィナステリド投与により血清PSA濃度が約50%低下したという結果があります。 このため、フィナステリド製剤を服用中の方は前立腺癌診断の目的で血清PSA濃度を測定する場合、2倍した値を目安として評価しなくてはならないので、検査前に必ず担当医に申し出てください。

2の注意事項を見てフィナステリドを服用している方で挙児希望の方が、胎児への影響を心配されて服用を中止する方もいらっしゃいます。アカゲザルを用いた動物実験に興味深い実験結果があり、プロペシアの添付文書では以下のように記されています。

アカゲザルの妊娠20日から100日までフィナステリド120ng/kg/dayを毎日静脈内投与した場合でも雌雄胎児に異常所見は認められなかった(アカゲザルへの投与量は、フィナステリド1mgが投与された患者の1回の射精を介して女性が曝露される可能性のあるフィナステリド量の少なくとも750倍に相当する)。

このことから過剰な心配をする必要性はありませんが、気になるようでしたら服用を一旦中止してください。フィナステリドが完全に体から抜ける1カ月を目途にし、そこから子作りをしましょう。

プロペシアジェネリックの偽物に注意(通販・個人輸入代行)

プロペシアジェネリックを個人輸入代行やネット通販で入手することはおすすめしません。ネット通販や個人輸入代行で購入すれば、病院やクリニックで購入するより安く購入することが出来ます。そのため、ネット通販でも激安や格安、最安(最安値)とうたわれているものを入手することが可能ですが、ネット通販や個人輸入代行で入手できる約6割が偽物であり、購入したものが偽物でありそれを服用して重篤な副作用が出た場合でも、全て自分で責任を取らなくてはなりません。

プロペシアジェネリックの処方

ユナイテッドクリニックでは最安(最安値)を目指してプロペシアジェネリックの処方を行っております。東京都内を中心に(池袋・上野・新橋・新宿など)埼玉・神奈川・大阪・名古屋・神戸・福岡など実に多くの地域からご来院頂いています。ユナイテッドクリニック各院で即日、処方箋不要の院内処方を行っていますので薬局に処方箋を持ちこむ手間もありません。また、スタッフは全員、男性のみでもちろんプライバシーも守られていますのでご安心してご来院ください。

プロペシアジェネリックの種類

プロペシアジェネリックには様々な種類があります。国産ジェネリック正規品はフィナステリド「ファイザー」「サワイ」「クラシエ」があります。東和薬品(トーワ)のフィナステリドも2016年後半に販売されます。ジェネリック医薬品として承認・認可されるためには世界共通の基準があり、吸収の速度や最高血中濃度(CMax)が同等でないと認可されません。海外ジェネリックで有名なものはフィンペシアやエフペシア、フィナロ、フィナバルトなどですが海外では正規品の扱いです。プロペシアと見た目が違っても効果は同じですのでご安心ください。

フィナステリド「ファイザー」とは

フィナステリド「ファイザー」の画像

ED治療薬であるバイアグラのメーカーとしても有名なファイザー(Pfizer)株式会社が製造・販売を手掛けるプロペシアジェネリック医薬品です。後発医薬品メーカーのマイラン社と共同で販売しています。日本製のプロペシアジェネリックとしては一番最初に販売された医薬品です。世界最大手の製薬会社であるファイザー社が発売しているプロペシアジェネリック、という安心感があったのでしょうか、発売時は大変人気が高く、プロペシアに比較すると価格(値段)も安価であったため、プロペシアから切り替える方が多く、発売された月にプロペシアを服用中のかた方40%がフィナステリド「ファイザー」に切り替えるほど人気が高かったプロペシアジェネリックです。

フィナステリド「サワイ」とは

フィナステリド「サワイ」の画像

国内プロペシアジェネリックとして2番目に承認・製造・販売された医薬品です。販売元の沢井製薬は大阪市淀川区宮原に本社を置く医薬品製造企業で、ジェネリック医薬品の製造・販売を行っています。同業種の上場会社の中では最大手の会社でジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして事業活動を行っています。プロペシアジェネリックとしてはファイザーの後塵を拝する形にはなりましたが、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーということもあり、徐々に人気が出てきています。他の国内プロペシアジェネリックとは異なり140錠入りタイプのものはなく28錠入りのみが販売されています。

フィナステリド「クラシエ」とは

フィナステリド「クラシエ」の画像

国内プロペシアジェネリックとしては3番目に承認・製造・販売されました。販売元はクラシエホールディングス株式会社の子会社が行っています。クラシエホールディングスと聞いてもピンと来ない方も多くいらっしゃると思いますが、「甘栗むいちゃいました」や「フリスク」を製造・販売している会社です。クラシエはその名前の通り、人々の暮らしを繊細に見つめ続け、お客様に「ありがとう」と言っていただける、そんな製品・サービスを提供することを使命と考えている会社です。販売時期が他社に比べ遅かったため知名度はまだまだ低いですが、当然フィナステリド「ファイザー」やフィナステリド「サワイ」と同じ効果・効能が期待できます。

フィナステリド「トーワ」とは

2016年後半に販売される予定の国内プロペシアジェネリックで、東和薬品(トーワ)が製造販売します。東和薬品は後発医薬品メーカーの中でも高い技術力を持っており、OD錠フレーバーをつけるなど服用しやすい剤型にしてジェネリックを販売しています。日本最初のバイアグラジェネリックである『シルデナフィル50mgOD錠VI「トーワ」』の販売していたり、2017年に特許が切れるとも噂されているレビトラのジェネリックも販売すると言われています。

フィンペシアとは

フィンペシア

シプラ社(Cipla Limited)が製造・販売するプロペシアと同じフィナステリドを有効成分とするAGA治療薬です。シプラ社は1935年に設立された大手製薬会社であり数多くの剤形製造技術を持っています。これまで「抗生物質」「抗がん剤」「HIV治療薬」を中心に1,500種類以上の治療薬を150カ国以上で販売しています。フィンペシアはプロペシアジェネリックとしてAGA治療患者の中で最も知名度が高く人気がありました。しかし、コーティング剤の黄色203号(キノリンイエローWS)というタール色素が体に害を及ぼすどころか発がん性物質であるという噂が流れ、一時期、敬遠されていました。現在ではキノリンイエローは使用されていませんので、また徐々に人気が戻ってきています。

エフペシアとは

こちらもシプラ社が製造・販売を手掛けるプロペシアジェネリック医薬品で、ある一点を除いてフィンペシアと同じ薬剤です。このエフペシアは日本向けに作られたジェネリック医薬品で、作られるようになった経緯は先ほどのキノリンイエローというタール色素に起因します。そこで新たにキノリンイエローを使用しないタイプの日本向けフィンペシアとしてエフペシアが作られ、日本向けに輸出されるようになったのですが、フィンペシア自体がキノリンイエローフリーとなったため最近はフィンペシアが人気のようです。

フィナロとは

フィナロの画像

インタス社(Intas Pharmaceuticals Limited)が製造・販売するプロペシアジェネリック医薬品で、プロペシアと同じフィナステリドを有効成分とするAGA治療薬です。INTAS社は腫瘍(がん)、リウマチ、自己免疫、腎臓、眼科及び血漿由来製品に基づく慢性疾患領域での研究開発を中心に全世界70カ国以上で販売実績があります。フィンペシアの次に人気が高いプロペシアジェネリック医薬品とも言われています。

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