アボルブ

アボルブ

アボルブ(デュタステリド)はプロペシア(フィナステリド)と同じく5-α還元酵素(5-αリダクターゼ)を阻害してAGAの進行を抑える薬剤です。もともとは前立腺肥大症の薬として開発されましたが、その後AGAの原因物質であるDHTの産生を抑制する効果があることが分かりました。2001年にアメリカで前立腺肥大症の治療薬として承認され、続いて2009年に韓国でAGA(エージーエー)治療薬として承認されました。日本では2009年に前立腺肥大症の治療薬としてのみ承認されており、AGA治療薬としてはまだ承認されておりません。プロペシアがAGAの原因と考えられているDHTを産生する5-α還元酵素のうち、2型にのみ効果を発揮するのに対し、アボルブは1型にも効果を発揮します。米国の論文ではデュタステリドはフィナステリドよりも効果的に男性ホルモンを抑制するという報告もありますので、プロペシアで効果が乏しかった方にアボルブはよい治療選択肢となります。

服用方法

1日1回1錠を毎日服用してください。食事の影響は受けませんのでご自身の飲みやすいタイミングで服用してください。
開始から3ヵ月程度の連日投与で早い方だと抜け毛が減少し、生え際のうぶ毛が増加するなどの効果が発現しますが、通常は効果が確認できるまで6ヶ月間の連日投与が必要となります。改善の程度には個人差がありますが、1年~3年続ける事で多くの人が抜け毛の進行が止まったと感じるようになります。
効果は基本的にはプロペシアと同じです。 AGA(エージーエー)の主な原因物質は男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTはテストステロンが5α-還元酵素によって変換され生成されます。このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、成長期にある毛髪に対して退行期及び休止期に移行する信号が出されます。その結果、退行期の細い毛髪となり毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまうので、毛髪が薄く、細く、短い毛になってしまうのです。アボルブは、AGAの原因であるDHTを生成するのに必要不可欠な5α-還元酵素の1型と2型を阻害することでDHTの生成を抑制します。これにより成長期が長くなり細くなった髪の毛にコシが出たり、休止期にある毛穴からの毛髪も成長しAGA改善の効果が期待できる薬剤です。?

副作用

性欲減退、勃起機能不全、食欲不振、肝機能異常等があります。いずれもごく稀ですが、プロペシアよりも多少副作用が強めに出る事があります。副作用と思われる症状が出た場合は、すぐに服用を中止し、医師にご相談ください。
フィナステリドやミノキシジルの服用、AGAメディカルドクターズセレクトなどのAGA・薄毛・育毛治療を開始してしばらくすると(治療開始2週間から6週間ごろに多くみられる)、『初期脱毛』と言って普段よりも脱毛症状が進行したような抜け毛がある場合があります。これは、AGA(エージーエー)によって発毛のサイクルに異常があった状態が、薬の効果で正常に戻り、そのため一時的に毛の退行期が重なることによるものです。薬の効果が出ている証拠ですのでご安心下さい。また全員に初期脱毛が起きるわけではありません。

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