エレクタリスはバイアグラ、レビトラに次ぐ期待のED治療薬で、2003年2月4日に承認された有名ED治療薬シアリス(Cialis)のジェネリック版です。主成分は「タダラフィル(Tadalafil)」という成分で、海綿体を弛緩させペニスへの血流を促進すると当時に、勃起を収束させる物資の分泌をおさえて勃起を持続するという仕組みは「クエン酸シルデナフィル」と同じで、性欲が高まった場合に、血液がスムーズにペニスに流れ込むようになります。
※ユナイテッドクリニックではエレクタリスを取り扱っておりませんが、シアリスを安い価格で処方しております。
タダラフィルは生体内で環状グアノシン一リン酸 (cGMP) の分解を行っている5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) の酵素活性を阻害します。これにより陰茎周辺部のNO作動性神経に作用し血管を拡張させ、血流量が増加することによって機能すると言われています。 タダラフィルは、血中滞留濃度が高く、効果が長時間持続することに加えて食事にも影響されません。
エレクタリスはCipla社によって製造・発売されており、シアリスと同等の効果を目的に製造されています。Cipla社といえば、他のシアリスジェネリックであるタダシップ「TADACIP」も製造販売している有名な会社です。エレクタリスとタダシップは同じ会社が製造・販売しているだけあり外形がほとんど同じです。違いを上げるとすればタダシップが10mgと20mgの容量があるのに対して、エレクタリスは20mgしかございません。
EDになる原因は3種類あります。ストレス等による心理的要因による「心因性」のもの、神経や血管など体に問題のある「器質性」のもの、あるいは心因性と器質性の「混合型」です。エレクタリスの成分であるタダラフィルは上記の3種類のEDいずれにも有効とされています。
エレクタリスの大きな特徴として、バイアグラ(シルデナフィル)やレビトラ(バルデナフィル)に比べると半減期が長いため、欧州や欧米ではこのことからウィークエンドピルとして親しまれています。
臨床試験においても、81%の人がタダラフィルによってEDが改善したとの報告もあり、バイアグラが約4時間、レビトラが約7時間程度の効果持続に対し、約36時間の持続効果が証明されています。 これにより服用のタイミングや効果が切れる前に行為を済ませなければならないといった心配をする必要がなくなったので、より自然な形でご使用いただけます。
通常、性行為の1時間前に服用します。服用できるのは1日1回1錠で、服用の間隔は24時間以上必要です。
効果がないからといって追加で服用するようなことはおやめください。
約30〜36時間と言われており、海外ではその効果時間の長さから「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。食事に行ったりデートに行ったりして時間が読めないときなどにはエレクタリスの効果時間の長さは魅力的です。
主な副作用は頭痛、潮紅、ほてり、消化不良などです。本剤の投与により発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson 症候群等の過敏症が、ごくまれに報告されており、このような症状が認められた場合には、本剤の投与を中止し、かかりつけの医師にご相談ください。
硝酸剤(飲み薬・舌下錠・貼り薬・吸入薬・注射・塗り薬・スプレー)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬など。また、グレープフルーツを併用してはいけません。グレープフルーツ中の物質はエレクタリスの有効成分と相互反応しますので、併用すると薬効は完全に出なくなり、エレクタリスの副作用が出る可能性があります。
過量飲酒はエレクタリスの効き目に影響を与えることになります。エレクタリスはアルコールの影響を受けにくいと言っても、アルコールを服用量を過ぎると、効果は弱くなり、エレクタリス副作用の発生率も高くなります。
通販・個人輸入代行などでエレクタリスを購入する方もおられると思いますが、医薬品であるため、医師の診察を受け処方してもらうのが好ましいです。医薬品の通販・個人輸入は偽造品の混入を考慮し、行わないことをお勧めしております。
ED治療が初めての方の場合、ご自身の程度やご自身にあった治療薬とその用量がどれぐらいかを判断することは非常に難しいです。ご自身のEDの程度よりも少ない用量を服用して「効果がなかった」「効かない」ではせっかく服用した意味がありませんので、注意が必要となります。
実は用量ではなく、服用方法に問題がある場合もあるため、ご自身の判断だけで決めずに、ユナイテッドクリニックの医師にご相談ください。あなたのライフスタイルに合ったED症治療薬を適切な用量で処方いたします。また、当院では服薬指導なども丁寧に行っておりますので、ご安心してご来院してください。