日本人には早漏を自覚する男性が非常に多いです。なぜなら、女性の希望する平均挿入時間が15分以上であるのに対し、日本人男性の平均挿入時間は7分であるため、過半数の男性は女性から言わせれば「早漏」になってしまうのです。そうとは言っても、早漏を防止するためにいったいどんなことをすればいいのでしょうか?
本当に「早漏」ですか?
医学的な早漏症の定義を知ろう
以前は、「女性が満足しなかったら早漏だ」と言われていましたが、早漏の医学的定義はこれに当てはまりません。現在の早漏の定義は以下のようになっています。
①ほぼ常に挿入前か挿入後1分以内で射精してしまう
②ほぼすべての膣挿入で射精を遅らせることができない
③そのことでセックスに対し、苦痛や煩わしさや欲求不満を感じている
この定義を知り、安堵した方も多いのでは?しかし、冒頭でも述べた通り女性の多くは満足できない限り「早漏だな」と感じてしまいますし、自分が早くイってしまったせいで不満そうな彼女を見るといたたまれなくなるのが切ない男心です。
早漏の原因
包茎は早漏の原因に
早漏には、「心因性」と「器質性」があります。心因性というのは、感じやすさが原因だったり、性行為に対するストレスやプレッシャーが原因です。女性経験が少ない方ほど心因性の早漏になりやすいです。器質性はというと、主に包茎と加齢が原因となります。なぜ包茎だと早漏になりやすいのかというと、普段皮を被っている部分が敏感になっていて感じやすいせいです。
早漏防止のためにできること
(1)民間療法
・スクイーズ法
普段行うオナニーで早漏を改善しようとする方法があります。やり方は、手でしごき、射精しそうになったらカリ首をぎゅっと握って射精を止めることを何度も繰り返します。しかし、この方法では男性不妊症の原因となる「逆行性射精(精液が膀胱の方へ流れてしまうこと)」を引き起こしてしまうため、おすすめできません。
・セマンズ法
この方法はパートナーの協力が必須な上に、根気が必要です。やり方は、「手淫」、「ローションをつけて手淫」、「挿入」の3段階に分けて、それぞれで射精しそうになったら止めるを4回繰り返して刺激に慣れさせます。スクイーズ法よりは安全ですし、女性との性行為に慣れることができるため、特に心因性の早漏の場合は効果があります。
(2)早漏用コンドーム
・極厚タイプ
基本的に、早漏用コンドームは「感度を落として長持ちさせる」ことが目的です。極厚コンドームは、通常のコンドームの3~10倍の厚さがあり、その効果も人それぞれです。ある極厚タイプの早漏用コンドームのレビューを見てみると、「すごく効果あり!おすすめ!」「結局すぐにイってしまい、効果がなかった…」「分厚すぎて何も感じなかった…」など、個人差がありすぎるため、一概に効果があるとは言えないでしょう。
・麻酔薬が塗ってあるタイプ
局所麻酔成分「ベンゾカイン」が塗ってある早漏用コンドームがあります。陰茎を麻痺させてしまうので確実に感度は落ちますが、早漏改善効果はあるでしょう。しかし、性交前に15分は装着しておかなければならないため、現実的に利用が難しいものです。また、女性にオーラルセックスをしてもらうこともできなくなります。ベンゾカインは舐めると痺れなどを感じ、頭痛を覚えることもあるとされます。
(3)早漏治療薬
・ダポキセチン製剤(商品名:プリリジー)
「プリリジー」で有名なダポキセチン製剤は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。早漏治療薬の第一選択薬と名高いダポキセチン製剤は、約75%の方で早漏改善効果が見られます。長期的に服用することで挿入時間も3~4倍まで延長されるため、パートナーの満足度も2倍まで向上したとの報告もあり、一番おすすめできる薬剤です。
・リドスプレー
局所麻酔成分のリドカインが有効成分の早漏防止用外用薬スプレーです。使い方は、性行為の前に直接陰茎にスプレーし、20分後に洗い流します。そうすると感度は落ちるものの早漏防止効果が発揮され、女性を満足させることができます。ダポキセチン製剤で治療しつつ、即効性のあるリドスプレーで性生活の質を向上する使用法がおすすめです。
・パロキセチン(商品名:パキシル)
従来の早漏治療薬と言えば、パロキセチンでした。ダポキセチンの方が圧倒的な効果を誇るため、処方数は減っていますが、「パキシル(パロキセチン)が合う」と思われる方も一定数いらっしゃいます。
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記事監修
- 2008年
- 久留米大学医学部医学科卒業
- 2008年~
- 福岡大学病院にて卒後臨床研修後、同大学医学部形成外科に入局 (2017年3月退局)
- 2011年
- 山口県済生会下関総合病院形成外科
- 2012年
- 新小文字病院形成外科
- 2013年
- 福岡大学大学院生体制御系専攻入学(2017年3月修了)
- 2014年~
- 正樹会佐田整形外科病院形成外科
- 2016年
- 九州中央病院形成外科
- 2017年4月
- ユナイテッドクリニック福岡博多院院長就任