EDの人は早漏を合併しやすい？

コラム

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2018.05.04

EDでお悩みの方は1/3の割合で早漏症を合併してしまいます。これにはいくつかの要因があると考えられています。なぜ、どんな要因で早漏症をも併発してしまうのでしょうか。主な3つの要因について説明します。

ホルモンバランスの問題

射精中枢のホルモンのバランスが崩れると射精をコントロールしにくくなります。現在はそのホルモンの濃度を高める早漏薬も誕生し、今までのリドカインなどでペニスの感覚を一時的に麻痺させて射精までの時間を延長させるものと違い、感度や興奮もそのままに射精までの時間を延ばす事も可能となりました。早漏は人によってとても深刻なお悩みになります。そしてその悩みの解消に対するメリットは計り知れないものがあります。もし気にされている方は是非一度試してみて頂きたい薬剤です。

心の問題

早漏症も多くは心因性に起因するものが多いです。特にEDでお悩みの方は「勃起までに時間がかかる」「勃起してもすぐに萎えてしまう」と言った症状が多く、そのため「勃起している内に早く射精をしなくては」「すぐ萎えてしまうからもっと刺激を与えなくては」とすぐに射精してしまったり。勃起維持のために強い刺激を与え結果普段よりも早い時間で射精に至ってしまうという事が多く見受けられます。その他に現在のネット社会では情報が数多く飛び交い、知識だけが異常に先行した不安や緊張や見栄といったものが絡んでしまう事も多いです。この様な方はED薬・早漏薬を利用し硬さや射精時間をご自身でコントロールしやすくし、自信と安心を持って行為に臨まれると良いでしょう。また、sexは1人では行うことは出来ないので、当然パートナーが必要となりますので心のうちを伝えてみるのも良いのかもしれません。お互いに心を許しての行為なので見栄を張らずに打ち明けば心配事も少なくなりより親密な関係になれるかもしれません。

早漏症の脳科学的な要因としては不安を司るノルアドレナリンが充満することで射精中枢が刺激され射精のコントロールが出来なくなります。ノルアドレナリンは不安感や緊張感を増幅させ、同じ脳内物質のセロトニンは気持ちを落ち着かせリラックスさせる効果があります。早漏症の方は脳内のセロトニンが不足している場合が多いようです。セロトニンが脳内で吸収されるのを阻害する効果を持つSSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害）に分類されるダポキセチンは早漏症の改善効果のある薬剤です。

硬さの問題

一般的なイメージとしては勃起がしっかりとしてペニスが硬くなっている方が敏感に感じやすくなり、すぐに射精してしまうイメージがあるかと思いますが、実際には勃起がしっかりしていない方が射精をコントロールしにくくなります。これは硬さがしっかりすることにより与えられる刺激が想像につきやすく、行為の最中に不意の刺激に反応しやすいため射精をコントロールしやすくなり、逆に勃起の硬さがしっかりしていないと中途半端に刺激と興奮を受け射精がコントロールできなかったり、不意に本人の意思と関係なく射精してしまうためです。加齢や生活習慣病などの影響により勃起するための陰茎動脈が細く血流が足らないと勃起時にペニスの硬さが不足します。歳をとると元気が無くなって、昔の様に長続きしないのはそのせいかもしれません。バイアグラを始めとするED治療薬は血流を改善し勃起力を回復します。硬さに不安のある方はED薬でしっかりとした硬さを保ちパートナーとの行為に臨むと良いでしょう。

以上の問題からEDでお悩みの方は早漏症を合併しやすい、密接な関係である事がお分かり頂けたかと思います。EDで悩んでいるのに最近なんだか早漏まで気になりだした、という方はEDが原因の可能性も高いと思います。当ユナイテッドクリニック各院ではED、早漏症、AGA、ダイエットなど男性の生活改善に関する治療を行う専門クリニックです。今回紹介した記事の内容は当院の治療対象でございます。症状に該当される方はぜひ一度ご来院下さい。

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