レビトラを作ってるバイエル社ってどんな会社？

コラム

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2018.02.26

日本で認可されている3種類のED治療薬バイアグラ・レビトラ・シアリスの中で最も即効性があり世界中で人気があるレビトラを開発したのがバイエル社です。バイエル社がどんな薬品を開発・製造しているのか。またどんな分野で活動が行われているのかなど会社概要を紹介したいと思います。

創業当時

バイエルは1863年に実業家であるフリードリヒ・バイエルと染物師ヨハン・フリードリヒ・ヴェスコットによりドイツに染物工場として設立されました。絹・羊毛・木綿などの染物を扱っていました。しかし、1884年に科学者であるカール・デュイスベルクがバイエル社に入社することで染物に使用する化合物が薬品の基となることを発見し製薬会社への道を歩み始めます。1942年にはバイエル社のロゴとして「BAYER」の「Y」を中心に縦文字、横文字に交差する「Bayer cross」が導入されました。

世界に広がるバイエル社

19世紀末に医薬品事業に進出し、最初のバイエル社製薬品として1999年にアスピリン(Aspirin)が開発されました。現在では世界中で使用されておりバイエルの名を世界に広げた薬品でもあります。アスピリンは非ステロイド性抗炎症薬の代名詞となっておりサリチル酸系の解熱鎮痛消炎剤です。頭痛・腰痛・関節痛・関節リウマチはもちろん月経痛や術後陣痛など幅広い症状に効果があります。そして、バイエル、グラクソ・スミスクライン、シェリング・プラウの3社での共同開発の結果、世界で2番目のED治療薬レビトラが誕生しました。日本では2004年4月に承認を取得となり同年6月から5㎎・10㎎が販売されました。現在ではアメリカやヨーロッパ70ヶ国で販売されています。レビトラやアスピリンといった医療用医薬品以外にも動物用薬品や放射線科領域医療機器などの開発や販売をしています。

日本のバイエル誕生

1973年に日独3社の合併により日本でもバイエル薬品株式会社が創立されました。「日本のバイエル」として本社を大阪、生産拠点を滋賀において人間用・動物用医薬品・医療機器の開発・製造・販売・輸入を展開しています。またアレルギー性鼻炎治療薬や農業事業では種子処理剤・不快害虫駆除用殺虫剤の開発・販売と幅広く、今現在の若年層の理科離れや農業離れ等にも積極的に活動しています。医療機器や医薬品のみに留まらず様々な分野で活躍しており、地球レベルでの食料安定供給への課題として人材育成にも力を入れています。

バイエル社と言えばレビトラ

ED治療薬のなかでレビトラは即効性があり、勃起時の硬さも出るので人気のある医薬品です。レビトラはバイアグラの次に開発がされたED治療薬です。有効成分であるバルデナフィルは水溶性に富み素早く体に浸透するために15分から30分ほどで効果が現れ始めます。効果時間も5時間から8時間程持続しますので、即効性だけで直ぐに効果が切れてしまうという事もありません。ED治療薬全般の注意点ですが、空腹時に服用することを心掛けてください。食後に服用されますと、レビトラの成分が吸収されずに効果が十分発揮されません。どうしても食後でなければいけない場合は食事量を7割程度に抑え、脂分の少ない焼き魚などを摂るようにしてください。お酒は少量であればリラックス効果がありますが、飲みすぎると神経伝達に影響が出て勃起力の低下に繋がります。

レビトラは医薬品のため、インターネットなどで通信販売などでは購入することが出来ません。インターネットでの個人輸入を利用することでレビトラのジェネリックを購入することが出来ますが、メーカーとの直接取引などをしない限りは偽物や実際のレビトラとは違うものが届くことがあります。凡そ半数が偽薬剤であったという調査結果もあるので、安易に通販などを使わずに、直接当ユナイテッドクリニックのような専門クリニックで医師の処方を受けて確かなものを使いましょう。

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