セックスのしすぎでハゲる？

コラム

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2018.03.10

男性なら1度は耳にしたことがある、「セックスし過ぎたらハゲる」「自慰をし過ぎたらハゲる」という噂。確かに薄毛の男性は何となく精力旺盛なイメージがあるけれど、実際はどうなの？セックスをすると・性欲が強いと男性ホルモンが沢山出て、それが薄毛の原因になるんじゃない？射精し過ぎると髪の毛に必要な栄養が足りなくなったりしないの？今回は、そんな疑問を一つずつ解決していきましょう。

男性ホルモンと薄毛の関係

セックスによって男性ホルモンのテストステロンが増加するのは事実です。ただ、精力が強い男性が必ずしも薄毛なわけでは無いですよね。子だくさんで有名な方でも髪の毛がフサフサな方は沢山いらっしゃいます。某おバカタレントで有名になった方や、文化的な不倫で有名な方などは、むしろ同年代の方が羨む位の髪の毛です。薄毛（男性型脱毛症　AGA）が発症するのは、男性ホルモンのテストステロンが「5αリダクターゼ」という体内に存在する酵素と結びつき「ジヒドロテストステロン」(DHT)に変化することで引き起こされます。しかし、テストステロンの体内での生産量は30代から減少が始まり、40代になると20代の半分程度になってしまいます。それに対しAGAの症状は、早い方では20代から表れますが多くの方は30代・40代で表れます。加齢によってテストステロンの生産量は減少するのにAGAの発症数が増えるのですから、男性ホルモンが増える事とAGAになる事に直接的な関係が無い事が分かります。そして、薄毛の主な原因は男性ホルモンの量ではなく、男性ホルモンをDHTに変換してしまう5αリダクターゼなのです。5αリダクターゼの働きが鈍ければAGAになることはありません。逆に、5αリダクターゼの働きが活発だとDHTが生産されやすく結果薄毛が進行していきます。現在のAGA治療では、主にこの5aリダクターゼの働きを抑制するための治療を行います。

射精と薄毛の関係

精液には亜鉛・タンパク質・ミネラル等の色々な栄養素が含まれています。それが射精の度に失われる訳ですが、結論としてはそこまで心配するものではありません。特に亜鉛は髪の毛の素になる栄養素なので、射精による亜鉛不足を懸念される方がいらっしゃいます。しかし、1日に5回も10回も射精するならまだしも、1日に1回程度でしたら問題になるような事はありません。それどころか、性行為自体は男性にとってストレス発散になりますし、無理に射精を我慢する方がかえって身体にも髪の毛にもストレスを与えかねません。そして、射精による亜鉛不足を心配する前に、日本人男性の多くは亜鉛の摂取量が不足しています。成人男性で亜鉛の1日の推奨量は9mg（女性は7mg)、上限量は30mgとなっています。そのうえ、亜鉛の吸収量は加齢と共に低下してしまいます。つまり、若い頃と変わらない量の亜鉛を摂取しても、身体に取り込まれる亜鉛は年々減少していきます。そのため、中年以降の男性は慢性的な亜鉛不足になり、免疫力低下・精力減退・毛髪の栄養不足といった症状を発症します。

健康的なセックスライフを送るために

今や人生80年を超える寿命を持つ時代になりました。しかしながら、人工心肺に繋がれてただ生を永らえるだけでは味気ないと思います。前項の説明の通り亜鉛の吸収量は加齢と共に低下してしまいます。男性ホルモンも同様に加齢と共に減少してしまいます。これは加齢によるものなので亜鉛や男性ホルモンを摂取することで「健康的なセックスライフを送る」ことが出来るようになります。当院ではドクターズサプリとして亜鉛と男性ホルモンの前駆体であるDHEAをご用意しております。亜鉛やDHEAは日々の食事から摂取するのが難しい場合があり、当院のドクターズサプリである亜鉛とDHEAは高含有量で医療用のものなので非常に効果的です。亜鉛には精子を増やす効果、DHEAは男性ホルモンを増やす効果があります。天然のバイアグラと呼ばれるマカやビタミン類を摂る事で心身ともに健康になり、勃起力の補助や性行為の回数増加などの健康的なセックスライフを送ることをサポートします。ただ長生きするのではなくより人生を謳歌したいですね。

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