ED治療薬以外のED治療・改善方法

コラム

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2017.11.28

日本には、現在約1,800万人程のＥＤ患者が推計されておりますが、デリケートな悩みのためか治療を受けるのはわずか90万人程度と言われており、多くの方が治療を受けずにいます。EDは放っておくと、悪化してしまうこともあります。しかし、ED治療薬の服用を『周りの人には知られたくない、通院は面倒だ』と思う方が多いのかも知れません。

では、ED治療薬を服用せずにED治療・改善方法はないものかと考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか？ED治療薬以外の治療・改善方法は、EDの症状や程度にもよりますが治療や改善・予防することが可能です。そのためには、どんな対策を取ればよいのかを確認していきましょう。

EDの原因

EDの原因は大きく分けて3つに分けられます。

ストレスなどの精神的な問題で起こる（心因性ED）、血行不良などの身体的な問題で起こる（器質性ED）、日常的に服用している薬が原因で起こる（薬剤性ED）の3つに分けられます。そして、心因性と器質性の両方が合わさった場合は（混合性ED）といいます。

混合性のEDの場合は、どちらの治療もする必要があります。薬剤性のEDの場合は、服用している薬にEDになる副作用などがないか確認し、治療を受けている病院の医師に相談してみましょう。

こうした原因には、生活習慣の乱れによる生活習慣病、仕事などでストレスを感じていることなどが大きく影響してしまいます。

食生活は大事！

器質性EDは、高血圧、肥満、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病などが大きく影響します。勃起は大量の血液が陰茎海綿体に流れ込むことで起こりますが、陰茎の動脈はとても細く詰まりやすいため動脈硬化などになると血液が流れ込みにくくなってしまいます。こうした生活習慣病は食生活の乱れが大きな原因の一つになっており、高カロリーな揚げ物や味の濃いラーメンなどをよく食べる方は食生活の改善が必要です。

食事はとても大切で、主食、主菜、副菜とバランスの取れた食事を取るように心がけるように気をつけましょう。

また、食事にEDに効果的な食材を一緒に取ることもお勧めします。「EDには亜鉛がいい」と聞いたことはないでしょうか？

亜鉛はミネラルを多く含んでおり、EDの改善効果だけではなく、精液の原料となりますので精液の増加、アンチエイジング効果、薄毛の改善効果もあると言われています。亜鉛を多く含んでいる食材の代表例は、カキになりますが、他に煮干しやするめ、豚レバー、牛肉にも多く含まれています。

適度な運動も大切

運動不足も生活習慣病の原因の一つになります。普段あまり運動していないと筋肉量が低下して血行不良や動脈硬化の原因になります。そのため陰茎海綿体に十分な血液が流れにくくなってしまいEDの原因に繋がるのです。

普段あまり運動をされない方は、ジムに通って本格的なトレーニングをするのではなく、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動から始めることをお勧めいたします。20分以上行うと効果が出始めると言われていますので、まずは20分から始めて時間を徐々に伸ばしていくとよいでしょう。

有酸素運動を行うと、血管の改善、心肺機能の改善、ストレス解消などに効果が期待でき、EDの改善・予防にも有効的です。

良質な睡眠

睡眠中は、男性ホルモン（テストステロン）が分泌されます。睡眠不足になるとテストステロンの分泌が減ってしまい、精力減退やEDの原因になります。特に22時～翌2時はテストステロンが分泌されやすい時間帯なので、夜更かしは禁物です。また、EDの改善には7～8時間の睡眠をとるのが理想的です。

適度な飲酒・禁煙

アルコールの飲み過ぎは、中枢神経に影響を与えるため、精力の減退やEDの原因になります。しかし、適度な飲酒では、精神的な問題のストレス解消や緊張を和らげてくれる働きもありますが、性行為の前には過度の飲酒は避けるように注意しましょう。

また、赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれており、血管拡張や、動脈硬化予防の働きもしてくれますのでお勧めです。ただし、飲み過ぎは逆効果になりますので気をつけましょう。

煙草を吸うとEDになるという噂は、一度は聞いたことがありませんか？煙草には、多くの有害物質が含まれており、ニコチン、タール、一酸化炭素などにより性的刺激の伝達の阻害、血管の収縮をする働きや、血管の内側を傷つける、血液をドロドロにするなどの原因となり、動脈硬化や心筋梗塞などの病気の原因になり、EDに繋がります。ED患者の40％が喫煙者といわれていますので、煙草がEDに大きく影響することが分かります。すぐにでも禁煙することに越したことはないですが、まずは吸う本数を減らしていくことから始めましょう。

メンタル

男性は性に関して、傷付きやすいと言われています。パートナーの何気ない一言でEDになる事もあります。日頃から、二人でリラックスできる場所に行ったり、たくさん会話をするなどして、性行為の時に緊張などしない様に自信を付けることが大切です。また、仕事のストレスなども原因になりますので、ストレスは溜め込まないように趣味やスポーツなどでストレスの解消をしましょう。

生活習慣の改善などをしても改善が現れないようでしたら、ED専門のクリニックなどに相談しましょう。

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