シアリスの最大量とは？

コラム

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2018.06.28

シアリスとはED治療薬、勃起不全治療薬の1つです。バイアグラは比較的有名ですが、シアリスはバイアグラとは全く違うED薬です。バイアグラは体内ですぐに拡散し、早く、強く効きますが、その分食事の影響を受けたり、副作用が出る可能性もあります。一方シアリスは層状構造の薬剤で体内でゆっくり溶け出すため、マイルドな効果が長時間持続します。食事の影響も受けにくく、副作用も少ないことで人気がある薬剤です。シアリスには極量が決まっており通常の極量20mgで、必ず24時間空けないと次に服用することはできません。今回はシアリスの最大量についてお話ししましょう。

シアリスとは？

シアリスは欧州のイーライリー社が開発したED薬で、2013年には全世界で42％のシェアで最も販売されているED薬になりました。世界的に人気のシアリスを服用した方ならわかると思いますが、なんといっても飲んだことを忘れるくらいの長時間作用型で、副作用なども少ないため使い勝手がいいのが特徴でしょう。シアリスには5mg、10mg、 20mgが存在し、極量は20mgです。海外にはシアリス50mg、100mgなどを謳ったものが出回っていますがその用量は通常あり得ませんのでシアリス50mg、100mgは偽造品です。

シアリスとは商品名で薬剤成分はタダアラフィルと呼ばれる薬剤でPDE-5阻害剤として記載されています。勃起をするためにはまず、脳への性的興奮が脊髄を伝って陰部神経に伝わることで起こります。刺激が伝わるとcGMP（サイクリックGMP)がペニスへの血流を促し勃起させます。このcGMPが扉を開く働きをしています。ペニスに十分血流が行くとそこで血流が保持され性行為が可能になります。射精や性的興奮が収まるとPDE-5(ホスホジエステラーゼ-5）という酵素が出て勃起を終了させます。

ED症状の方は血流が不足してうまく勃起出来ない方がほとんどで、扉を開き血流を促し勃起させるcGMP自体が少なくなっています。開く力が弱っているにもかかわらず勃起を終了させるPDE-5は通常量出ているため相対的にPDE-5が多くなっていることが問題で、血流不足がメインの原因だということができます。血流不足の原因として、加齢、ストレス、疾病の有無、糖尿病、高血圧、高脂血症、喫煙、飲酒、男性ホルモンの不足などがあります。いわゆる健康になるような生活、食事、運動の改善がED治療にも必要なことを覚えておきましょう。

とはいってもパートナーとの性交渉は待ってはくれません。そのため扉を閉めているPDE-5を阻害する、PDE-5阻害薬のシアリスは即効で効果がある対症療法だと言えるでしょう。神経などに作用することはなく、あくまで血流を良くする薬剤です。

シアリスの服用方法

シアリスは服用後2～3時間で効果があらわれ、20mgですと30～36時間効果が持続すると言われています。服用は水が一番適しており、アルコールで飲んだりすると効果が見られない場合がありますので注意しましょう。シアリスには耐性はなく、効果が無い、あまり効かなかったという場合は食事やアルコール、体調などが影響することがありますので体調のいい空腹時に水で服用するようにしましょう。特に食事の2時間前に服用するのがコツで一旦効かせればその後食事や飲酒も可能なのも魅力の1つです。シアリスを服用しても効果がない場合は血中の男性ホルモンの低下が考えられます。テストステロンとよばれる男子ホルモンは年々減少していき、40代以降は約半分になるといわれていて亜鉛やマカ、ビタミンBやC、DHEAなどで補充することでEDの改善、予防が可能になります。シアリスの服用と共に健康な生活、男性ホルモンを増加させることがED治療の基本となり、ED薬シアリスの極量は20mgであることを知っておきましょう。

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