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AGAになりやすい人、なりにくい人の特徴

男性特有の悩みでED共に深刻なものとして挙げられるのが薄毛です。薄毛や脱毛にも様々種類があり、その中でも成人男性の薄毛によくみられる生え際や頭頂部から徐々に薄くなっていく薄毛の事を「男性型脱毛症」の意味を持つAGA(Androgenetic Alopecia)と呼んでいます。

最近では有名アーティストやサッカー日本代表選手がAGA治療のCMに起用されるようになっているために言葉は知っている方も多いのではないでしょうか?AGAは男性型脱毛症と呼ばれるように、男性特有の脱毛症です。しかし男性のすべてが薄毛に悩んでいるかと言えばそうでもなく、高齢の方でも髪の毛がフサフサな人もいれば、年齢は若いのに薄毛が目立つ人もいたりと千差万別です。

そこで今回はAGAになりやすい人となりにくい人の特徴を考えていきたいと思います。

そもそもAGAとは?

髪の毛は発毛、成長、脱毛の周期を繰り返していて、これをヘアサイクルと呼んでいます。正常な方だとヘアサイクルはおよそ2年~5年周期なのですが、AGAの方はこの周期が短くなっていて、ヘアサイクル周期を短くしている原因が男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンです。ジヒドロテストステロンは髪の毛が太く長く成長するヘアサイクルの成長期と呼ばれる期間を短くするので細く短い髪の毛を増やし、また成長期間が短くなるためにすぐに脱毛させてしまうために薄毛になるのです。

男性ホルモンと言えばテストステロンが有名で筋肉や骨格形成など男性の特徴的な成長に必要なホルモンです。テストステロンは男性には必要不可欠なものですが、このテストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる酵素と結びついてしまう事で、AGAの原因になるジヒドロテストステロンが生まれてしまいます。

AGAは他の脱毛症とは違い男性特有の脱毛症です。円形脱毛症の原因は自己免疫疾患やストレスだったり、脂漏性脱毛症の原因は過剰に分泌された皮脂によって起こったりするため、他の脱毛症は男女関係なくかかる場合がありますが、AGAの原因は主に男性ホルモンの影響が大きく、男性ホルモンが少ない女性よりも男性ホルモンが多く分泌しているため男性特有の脱毛症です。

AGAになりやすい人、なりにくい人

AGAの原因が男性ホルモンのジヒドロテストステロンの為、男性ならば誰でもAGAになる可能性があると言っても良いでしょう。しかし実際はAGAになる人もいればならない人もいます。その違いはどこから生まれるのでしょうか?

遺伝の影響

よく「薄毛は母方の父親が薄毛だと遺伝する」という話が行われますが、これは本当です。AGAの原因ジヒドロテストステロンが髪の毛に影響を与える際に髪の毛内にある細胞アンドロゲン受容体という場所にくっつき、髪の毛の成長を妨げます。その為アンドロゲン受容体がジヒドロテストステロンを敏感に反応すればするほどAGAになる可能性が高いと言えます。このアンドロゲン受容体の感度は母方の遺伝子によって決まるとされています。

またテストステロンがジヒドロテストステロンに変わるには5αリダクターゼが必要ですが、この酵素が活発に働くことも遺伝によって決まるとされています。こちらは母方だけでなく父方の遺伝子も影響するので、母方にAGAや薄毛が居ない方でもAGAになる可能性はあります。

食生活や生活習慣の影響

髪の毛は食事などから得られる栄養状態によって成長にもばらつきがでます。栄養の偏った食事を続けると肌が荒れる様に髪の毛もしっかり成長してくれなくなります。やはりバランスの良い食事をしている人は偏食の人に比べてAGAや薄毛になる確率は低いと言えます。

また、生活習慣も食生活同様に規則正しい人の方が髪の毛の育毛には適しています。過度なストレス環境にいる方は自律神経が乱れている場合も多く、髪の毛の成長にはよくない影響を与えます。さらに喫煙する人は髪の毛に栄養素を届けている頭皮の毛細血管の血流を阻害してしまうために、AGAになる可能性は高いと言えます。

AGAかな?っと思ったらすぐ相談

AGAや薄毛は人に知られたくない事なので、医療機関や医師に相談するのはハードルが高いかもしれません。ですが、AGAは進行形なので何もしなければどんどん薄毛の範囲は広がってしまいます。また治療が遅れれば遅れるほど元の状態に戻すのにも時間もかかります。早めに治療すれば期間も治療費も少なく抑えることが出来るので、思い立ったら早めに相談することが大切です。

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