男性ホルモンが多いとAGAになるわけではない

コラム

column

2017.11.26

AGAとは？

AGA(男性型脱毛症)とは一般的には思春期以降の成人男性に起こる脱毛症のことです。症状は個人差により多く分類されますが、どの症状にしろAGAになる原因というのは、男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)というAGA促進の原因になる物質に変換されることで発症します。これを聞いて、「男性ホルモンを減らせばAGAの症状は改善されるのか」と認識を持たれる方も多くいますが、決してそんなことはありません。むしろ間違った認識でAGA治療のために男性ホルモンの抑制を計ると、ED(勃起不全)や記憶力・集中力の低下、精神異常などの疾患や症状を引き起こしてしまうことがあります。治療にあたって、AGAはどうして発症するのかを根本的に理解をしておくことが大切です。

AGAになる原因

AGAは、男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することで発症します。そして、男性ホルモンをDHTに変換させる作用を持つのが「5αリダクターゼ」です。つまり、男性ホルモンが多いことが原因でAGA症状を発症する訳ではありません。5αリダクターゼを抑制することで、AGAを防止し、脱毛や薄毛の症状も抑制することができます。5αリダクターゼは「Ⅰ型5αリダクターゼ」と「Ⅱ型5αリダクターゼ」の2種類があり、どちらの5αリダクターゼが作用しているかによって、AGAの治療法に個人差が出てきます。

5αリダクターゼの種類と治療

5αリダクターゼの種類として「Ⅰ型5αリダクターゼ」と「Ⅱ型5αリダクターゼ」があります。
Ⅰ型5αリダクターゼは皮脂腺に多いことから脂性タイプな人に多く、前頭部と後頭部にAGAの症状が発症します。Ⅰ型5αリダクターゼを抑制する治療薬として「デュタステリド」の服用が有効です。デュタステリドにはⅡ型5αリダクターゼの抑制効果も確認されているため、AGA治療で広く支持されています。
Ⅱ型5αリダクターゼは毛乳頭に多いことから体毛が多い人に多く、側頭部と後頭部にAGAの症状が発症します。Ⅱ型5αリダクターゼを抑制する治療薬として「フィナステリド」の服用が有効です。フィナステリドには、AGA症状として多く確認されるM字ハゲや、つむじハゲの進行を遅らせる効果があり、広く支持されています。

今回はAGA治療は5αリダクターゼを抑制することが大切で、男性ホルモン自体がAGA症状に影響を及ぼす訳ではないということと、5αリダクターゼを抑制するお薬を紹介しました。ただAGAの症状は幅が広く、治療内容に個人差が出てきます。そのため、今回ご紹介した治療薬以外にも多くの種類が存在します。その中から、ご自身に適合したお薬を服用するということで、自己判断が難しいと思う方も多くいらっしゃいます。その場合は一度病院やクリニック等での診察を受ける事をお勧めします。是非ご利用ください。

AGA治療はユナイテッドクリニックにお任せください。

AGA治療はユナイテッドクリニックにお任せください。プロペシア、フィナステリド、ザガーロ、アボルブ、ロゲイン、ミノキシジルタブレット、アロビックス、ケトコナゾールシャンプー、AGA ドクターズカクテルはユナイテッドクリニック各院同価格で地域最安値で処方を行っております。関東、中部、近畿、九州、各地方にユナイテットクリニックはありますので、お近くの方はもちろん、旅先や出張などでお越しの際もご利用頂けます。また、髪の毛の成長を助ける亜鉛やビタミンB、リジンも取り扱いがございます。