ED薬の副作用対策のバイアグラ場合

コラム

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2017.11.20

今回のお話は、バイアグラ服用時に生じる副作用とその対策についてです。その前に、バイアグラが勃起を促す仕組みについて少しお話します。

なぜバイアグラ服用で勃起力が高まるの？

バイアグラの有効成分はシルデナフィルというものです。これが血管、特に陰茎の血管を拡張することにより作用します。血管が拡張すると陰茎海綿体を満たす血液量が増加するので勃起力が高まります。このようにバイアグラを服用することで勃起を促しEDを改善させることができるのです。副作用についてですがバイアグラは血管拡張作用があるためそれに伴う副作用が起こります。それでは、副作用についてお話します。

バイアグラの副作用

①頭痛・・・・・・バイアグラの血管拡張作用により頭部も血管拡張することで周辺神経が圧迫されるため発生
②顔のほてり・・・バイアグラの血管拡張作用により血流がよくなるため発生
③目の充血・・・・②と同じ
④めまい・・・・・バイアグラの血管拡張作用により急に血圧が低下するため発生
⑤鼻づまり・・・・バイアグラの血管拡張作用により鼻粘膜も充血するため発生

以上のような症状が、バイアグラ服用時にみられる主な副作用です。簡単に言うと、お酒を飲んだ時の感覚に近いものです。また、②～⑤の症状に関しては、3％未満程度の発生率であり、個人差もありますが、SEXに影響を与えるほどのものではないと言えます。しかし、①の頭痛に関しては発生率が約15％というデータもあり、重いものになるとSEXに集中できなくなってしまうかもしれません。とはいえ、どの症状も薬の効果が切れれば治まるもので、特に心配すべきものでもありません。万が一、薬の効果が切れているにも関わらず症状が治まらない場合は医療機関の受診しましょう。

対策～頭痛を抑えるには～

頭痛を抑えたい。頭が痛いのを何とかしたい。というときにまず思い浮かぶのが「ロキソニン」の名前ではないでしょうか。バイアグラの副作用として発生した頭痛も、この消炎鎮痛剤「ロキソニン」で解消できます。ロキソニンは20～30分で効果が現れるため、出来るだけ早くなんとかしたいというときの強い味方です。さらに、バイアグラとロキソニンは、効果が現れるタイミングと効果持続時間がほとんど同じです。以前の服用で頭痛の副作用が出ることが分かっている方は、バイアグラとロキソニンを同時に飲むことも可能です。ただし、バイアグラ服用のタイミングは空腹時がベストなのですが、ロキソニンを空腹時に服用すると胃が荒れる方もいらっしゃいます。その場合は、更にガスター等の胃薬を服用するか、うまく時間を調整して服用するようお願いします。
バイアグラを飲んで、見違えるほど勇敢に勃起するようになった陰茎を手に入れた皆様。たまに意地悪な顔をみせる副作用さんともうまく付き合いながら、幸福で気持ち良いSEXができることをお祈りしております。

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