食べても太らない？ゼニカルとは

コラム

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2017.11.20

ここ数年で生活習慣病患者の数が増えており、それに伴いメタボリックシンドロームが問題視されるようになってきています。メタボリックシンドロームになってしまうと様々な合併症を引き起こしてしまう可能性があり大変危険です。今回はメタボリックシンドロームの原因と、ゼニカルについて紹介させていただきます。

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームとは内蔵脂肪症候群とも呼ばれており、高血圧・高血糖・脂質異常症の内2つ以上の症状が同時に現れている状態のことです。合併症では脳梗塞や心筋梗塞が挙げられており、大変危険な生活習慣病です。ではなぜメタボリックシンドロームになってしまうのでしょうか。原因として考えられるのはストレスや運動不足、偏った食生活です。主に偏った食生活が非常に関係があるとされています。
偏った食生活とは脂分の多くカロリーの高い食事や、野菜などを摂取しない、就寝する直前に食事するなどが挙げられます。こういった食生活を行っている人はメタボリックシンドロームになる確率が上がります。しかし仕事の都合でこういった食生活になってしまう方も中にはいると思います。

食べても太らない？ゼニカルとは

ゼニカルは食事などで摂取した脂分が体に吸収されるのを防ぐ働きがあります。基本的に食事などで摂取した脂分が体に吸収されるには腸内で脂肪分解酵素リパーゼによって分解され脂肪酸となる必要があります。しかしゼニカルの有効成分オルリスタットは脂肪分解酵素リパーゼの働きを抑制し、摂取した脂分の30%を阻害してくれます。阻害した30%は体内で吸収することができないので、便として体外へと排出されます。
このようにゼニカルには余分な脂分を吸収しないようにする働きがあります。脂分が多い食事をする際は事前に服用しておくことで余分な脂分をカットすることができます。しかしゼニカルを服用したからといって過剰に食べてもいいわけではありません。あくまでダイエット中に脂分の多い食事を摂取したい場合、偏った食事をしてしまった際に服用するようにして下さい。

服用方法は1日3回食前、または食事中に1錠服用します。もし飲み忘れてしまった場合でも1時間以内であれば服用可能です。また効果があまり見られなかったからといって一度に2錠服用するのは禁忌ですのでお止め下さい。

大事なのは生活習慣

メタボリックシンドロームにならないためには食生活を見直すのはとても大事です。それ以外にも日頃から運動をしたり、ストレスを抱え無いようにすることも大切になります。自分自身の生活習慣を改めることがメタボリックシンドロームなどの生活習慣病を防止することへと繋がります。この機会に生活習慣を見直してみませんか。