おでこが広いけど…どこからAGA？

コラム

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2018.10.26

おでこが広いことは、人相学では「知的である」と考えられており、広ければ広いほど賢いとされます。しかし、人よりもおでこが広い男性にとって、いつ「M字ハゲ」の称号をつけられるのかという恐怖は年を追うごとに付きまとうかもしれません。おでこの広さから分かるAGAのセルフ診断法をご紹介します。

おでこの広さは顔の大きさによって決まる

今時の若者は6cm以上で薄毛と感じる？

アンファー株式会社が2018年に発表した、「ニッポン薄毛の意識度大調査」のおでこの広さに関するアンケート結果によれば、20～30代の男性は「6cm以上は薄毛と感じる」と回答したのが最も多かったそうです。4年前は「7cm以上」と回答した人が最も多かったことから察するに、男性間における薄毛判定がより厳しくなっているのかもしれません。しかし、おでこの広さに関する平均というのは、ほとんど意味がありません。なぜならば、もともとの顔の大きさやその比率によって左右されるため、まったく同じ顔の大きさ、パーツの比率の人でなければ単純に比較することは不可能だからです。極端な例で言えば、顎から生え際までの長さが19cmの男性と24cmの男性では、おでこの広さ（眉上から生え際までとした場合）が同じ6cmでも二人の印象は全く異なるでしょう。そのため、「6cm以上は薄毛と感じる」といったアンケート結果に一喜一憂しないことが賢明です。

おでこでわかるAGA判定の方法

ハミルトン・ノーウッド方式

最も有名なAGA判定法と言えば、「ハミルトン・ノーウッド方式」ではないでしょうか？基準は以下のようになっています。

【ハミルトン・ノーウッド方式】

自身の横顔の耳の真ん中～頭頂部への垂直方向のラインから、こめかみ部分の角ばった生え際の垂直方向のラインまでの間隔が2cm以下であること。

おでこの広さというよりは、M字の尖った部分にあたる生え際が後退しているかどうかが大きなポイントです。

日本人は頭頂部から薄毛になるAGA型も多い

ハミルトン・ノーウッド方式は、前頭部からAGAが進行しやすい欧米人向けのAGA判定法であるため、頭頂部からの薄毛が多く見られる日本人向けに修正された「高島分類」が存在します。前頭部における判定基準はハミルトン・ノーウッド方式と変わりありませんが、頭頂部だけ薄毛になっている方なども含めてAGA判定できます。つまり、頭頂部もチェックしない限り「俺はハミルトン・ノーウッド方式で2cm以上だったからまだ大丈夫…」とは言い切ることができないのです。少しでも不安がある方は、AGA専門のクリニックで相談してみましょう。

AGAかもと思ったら…

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