スハグラとは
スハグラは、シプラ社が製造・販売するED治療薬として認知度が高いバイアグラのインド製ジェネリックです。シプラ社は、ジェネリック医薬品の筆頭メーカーとして、インド国内において第2位の勢いがある会社です。スハグラはバイアグラと同様にシルデナフィルクエン酸塩を有効成分としているため、バイアグラと同等の効果が得られます。バイアグラよりも安い上に同等の効果が期待できる点で大きなメリットがあります。世界的に見てもバイアグラのジェネリック医薬品の処方はメジャーになっています。こうしたジェネリック医薬品の普及により、治療にかける金銭面のハードルが下がり、ED治療がより近しいものになりました。
スハグラとはスハグラの効果・効能
スハグラの有効成分であるシルデナフィルクエン酸は、ED治療薬の中でも即効タイプに分類されます。服用後30分から1時間程度で効果が現れ、その後3~6時間程度の作用時間があります。そのため、性行為のタイミングに合わせて服用しやすく、バイアグラのジェネリック医薬品には根強い人気があります。勘違いされている方も多いのですが、スハグラをはじめとするED治療薬は飲んだだけで勝手に勃起する薬剤ではありません。性的刺激や性的興奮により引き起こされた勃起のサポートをする薬剤です。そのため性欲増進や性的興奮作用はありません。女性を見てもドキドキはしますが、性衝動に駆られ襲い掛かることにはなりません。
スハグラの飲み方・服用法
スハグラは25㎎錠、50㎎錠、100㎎錠のラインナップがあり、1日1錠水と一緒に服用し、服用感覚は24時間空けます。早く効き目を感じたいがために噛み砕いて飲んだとしても、服用方法の違いで効果発現が早くなることはないのでやめましょう。なるべくなら水で服用することがおすすめですが、牛乳やアルコールでないならば、お茶などの清涼飲料水でも問題ありません。日本で承認されているシルデナフィルクエン酸の用量は50mg錠までですが、100mg錠までの服用は有効性や安全性が確認されているため、世界的には100mg錠を服用することが一般的です。服用時間は性行為の1時間前が目安です。また、空腹時に服用するとスハグラの最大限の効果を得ることができるのでおすすめですが、どうしても食事後に服用したい場合には脂質を控え、食事を軽めにとるといいでしょう。また、少量なら影響はありませんが、アルコールの摂取は思い通りの効果を得にくくする可能性がありますので飲みすぎはおすすめできません。
スハグラの副作用
スハグラは、頭痛や、潮紅(皮膚が赤らむこと)、ほてりが報告されていますが、いずれも程度は軽いと言われていますし、頭痛がした場合には頭痛薬も併用できます。特に「顔のほてり」や「目の充血」は服用した9割の方に現れる症状ですので、薬の効果発現のサインとも言えます。初めて服用される方にとって、副作用面の不安はあるとは思いますが、いずれの副作用も通常は軽微なものですので過剰な心配はしないようにしましょう。しかし、個人輸入で購入したスハグラには偽物も多いため、これ以外の副作用が現れる場合があり、留意が必要です。
スハグラの併用禁忌薬
塩酸アミオダロン製剤や、狭心症の治療で使用される硝酸剤と慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療に使用されるアデムパス錠は、スハグラと併用することで血圧を急激に下げる可能性があるので気を付けましょう。血圧のお薬を服用している方は事前に確認をお願いします。
スハグラの禁忌・服用できない方
硝酸剤や塩酸アミオダロンを使用中の方はもちろん、低血圧、不整脈、肝障害、網膜色素変異症を患っている方は服用できません。また、最近3ヶ月以内に心筋梗塞を起こしたことのある方や最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血を起こしたことのある方も服用できません。過去にスハグラを服用してアレルギー反応を起こした方も服用できません。
スハグラの通販・個人輸入について
スハグラなどの海外製ED治療薬は、個人輸入や輸入代行を謳う通販という形で手に入れることが可能です。しかし、残念ながら日本国内で流通しているスハグラは6割近くが偽物や偽造品となっています。海外では偽造されたED治療薬の服用で救急搬送された事例もあり、医師の指示を伴わない服用で重大な健康被害を生じる恐れがあります。したがって、安心・安全を求めるならば医療機関で処方してもらいましょう。ユナイテッドクリニックでは、保健所認可の正規クリニックですので、偽物や偽造品を処方することはございません。ED治療にお悩みなら、ぜひ一度ユナイテッドクリニックの医師にご相談ください。