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タダポックス

タダポックス

タダポックスは、ED(勃起不全)の治療薬として有名なシアリスの有効成分タダラフィル(Tadalafil)と、早漏治療薬であるダポキセチン(Dapoxietine)の2つの成分が合わさった薬剤です。

シアリスはバイアグラ、レビトラよりも後に販売された世界で3番目のED治療薬ですが年間でみると世界で一番処方されているのがシアリスで、持続時間が30〜36時間と長時間作用で顔の火照りや目の充血といった副作用が少なく、金曜日に服用すると週末はOKというような意味合いからウィークエンドピルと呼ばれることもあります。

日本国内ではシアリスはまだジェネリック医薬品が発売されておらず、国産シアリスジェネリックの発売はまだ先の話のようです。シアリスは日本イーライリー社が製造・販売していますが現在販売に関しては日本新薬へ委託しています。海外では特許権の違いなどによりシアリスのジェネリックが製造・販売されています。

早漏治療薬ダポキセチンは、内服することで性行為の際の挿入から射精までの時間を3~4倍に延長させます。ダポキセチンは世界で初めて開発された早漏治療薬でSSRIに分類される薬剤です。プリリジーの商品名で販売され、日本ではまだ未認可の薬剤ですが世界では早漏治療のスタンダードとなっています。

※ユナイテッドクリニックではタダポックスの取り扱いはございませんが、シアリスやダポキセチン(プリリジー)をお求めやすい安い価格で処方しておりますのでご安心ください。

ED(勃起不全)・早漏の原因

EDの症状は年齢による衰え、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病による動脈硬化、勃起に関わる神経の伝達障害、ストレスや飲酒、喫煙習慣などが原因といわれています。

陰茎につながる血管は細く詰まりやすいため、ちょっとした要因でED症状が出現することがあります。ED症状により自分自身が悩むだけでなく、パートナーとの関係も悪化することがありますので、そういった問題を解決するためにもED治療薬の服用は早い段階での解決策の一つです。

早漏の明確な定義はいまだ確立されていませんが、挿入から射精までの時間が短いことを指す場合が多くなっています。早漏の原因として刺激に対して敏感すぎるという感度の問題もありますが、近年では射精中枢の射精を抑制するホルモン濃度の低下が主な原因と考えられています。

タダポックスとは?

タダポックス(Tadapox)とはインドにあるSunrise Remedies社(サンライズレメディーズ)が製造しているタダラフィルとダポキセチンを主成分とする内服薬です。

サンライズレメディーズは1995年に設立され、勃起不全薬、早漏治療薬、消炎鎮痛剤、抗菌、抗アレルギー薬、抗生物質などを取り扱っています。世界保健機構(WHO)が定めるGMPという薬剤の製造や製品管理の基準に基づいて製品を開発しており、同社の薬剤はインド国内および世界中で販売されています。タダポックスは一つの錠剤の中にタダラフィル20mg、ダポキセチン60mgが配合されており、ED(勃起不全)や中折れ、インポテンツと早漏を同時に改善する効果があります。

タダポックスの効能・効果

タダラフィルは層状構造をしており、ゆっくりと有効成分が溶け出すためバイアグラのような火照りや頭痛などの副作用が少なく、また食事の影響も受けにくく、マイルドで自然な効果が期待できるため人気があります。

もう一方の成分、ダポキセチンは早漏症治療薬です。早漏症には明確な定義はありませんが、性行為の際挿入から2分未満で射精をしてしまう方を早漏症として定義している報告もあり、挿入から射精までの時間が短いことを指すのが一般的となっています。ダポキセチンはこの挿入から射精までの時間を3~4倍に伸ばしてくれる薬剤です。

早漏の原因はこれまで感度の問題であると言われててきましたが、最新の研究で脳内のセロトニン濃度が少なく、ノルアドレナリンが抑制できないため興奮が抑えられずに射精してしまうことが判明しています。

早漏薬のダポキセチンは神経の末端へセロトニンが取り込まれるのを阻害して、脳内のセロトニン濃度を増加させる薬剤です。簡単に言うと脳の興奮を抑えて射精時間を延長させる薬剤で、世界40ヵ国以上で承認され使用されています。

タダポックスの飲み方・服用方法

ED改善効果のあるタダラフィルは性行為の1~2時間前に服用してその後、約30~36時間ほど効果が持続します。一方、早漏改善効果のあるダポキセチンは性行為の1~2時間ほど前に服用すると、約5時間ほど効果が持続するといわれています。

タダポックスを服用した場合、ED治療薬のタダラフィルの効果のほうが長く持続するので、ED・早漏両方の効果を期待するには服用から5時間程度をみておくといいでしょう。またタダラフィルの1日の極量は20mgのため、もし2錠目を服用する場合は必ず24時間空けるようにしましょう。

ED改善効果のあるタダラフィルはPDE-5阻害薬と呼ばれ、一言でいうと陰茎の血流を増加させる薬剤です。催淫効果や精力増強効果はありません。

タダポックスの副作用

タダポックスは合剤のため、タダラフィルとダポキセチン両方の副作用を生じる可能性があります。

まずタダラフィルの副作用として、頭痛、ほてり、筋肉の痛み、動悸、青視症などが知られています。ただし他のバイアグラやレビトラに比べ圧倒的に副作用が少ないので過度な心配は不要です。

もう一つの成分ダポキセチンは短時間作用のため副作用は少ないのですが、頭痛、めまい、下痢、腹痛、倦怠感などを生じることがあります。ただし10%以下の確率です。頭痛が出る場合はロキソニン、胃が荒れる場合はガスターの併用も可能です。

タダポックスの禁忌・併用禁忌薬

タダポックスの使用禁忌はシアリスやダポキセチンの禁忌と同様です。

まずシアリスの主成分のタダラフィルについて

  1. 本剤に過敏症のある方
  2. ニトログリセリンなどのNO供与剤や硝酸薬を服用している方
  3. 心臓や血管系に障害があり性行為が禁止されている方
  4. 重度の肝障害の方
  5. 低血圧症またはコントロールができていない高血圧の方
  6. 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞を6カ月以内に発症した方
  7. 網膜色素変性症の方
  8. 塩酸アミオダロン経口投与中の方

つぎにダポキセチンについて

チオリダジンやモノアミン酸化酵素阻害薬、中枢神経系に作用する薬剤を服用している方は服用できません。タダポックスを服用したい場合は医師と相談して薬剤を変更してもらうことも検討しましょう。

タダポックスの通販・個人輸入には注意!

タダポックスを購入するには現地に行くか、個人輸入で購入するしかありません。ただし、個人輸入には常に危険が付きまとうことを知っておいてください。個人輸入の薬剤の6~7割は偽物だといわれており、実際に健康被害も報告されているため厚生労働省から注意喚起までされています。偽物どころか全く違う成分が入っていて死亡事故なども起こっています。

好奇心で購入したいのは人間の性ですが命を懸けてまで服用するような薬剤ではありません。個人輸入ではなくしっかりとした流通経路を持つ医療機関で安心、安全で有効成分のしっかりした薬剤を購入することをお勧めします。