ジェビトラ

ジェビトラ

ED治療薬の種類の一つ、ジェビトラの成分はバルデナフィルで、レビトラジェネリック医薬品の名前です。人気のレビトラジェネリックはEDでお悩みの方のED治療に高い効果を示します。2017年ごろにレビトラの特許が満了を迎え、日本製(国産)のレビトラジェネリック正規品が承認(認可)・販売されると言われていますが、まだ国内ではレビトラジェネリックは販売されておりません。

レビトラには用量5mg錠・10mg錠・20mg錠の3製剤があります。ジェビトラは10mg錠と20mg錠の2種類の用量があります。また、女性用はありません。レビトラと成分や作用機序が同じであるジェビトラの効果や、副作用の一つである頭痛の発生頻度はレビトラと全く同じで、飲み方(服用方法)も全く同様になります。そのため、効果や副作用を詳しく知りたい場合はレビトラの添付文書やインタビューフォームを参考にされるといいでしょう。また併用禁忌薬は狭心症薬の硝酸剤や抗不整脈薬のアミロダロンなどで、これもレビトラと違いはありません。比較して一番大きな違いは価格(値段)です。またジェビトラはタブレットタイプですが、他メーカーのバリフ等ではゼリー(ジェリー)タイプのレビトラジェネリックも販売されています。

ジェビトラは海外で販売されている評価・評判の高いレビトラジェネリックで、国内で購入するには通販や個人輸入代行を通じて輸入するか、医療機関による処方が必要となります。薬局や販売店などでは販売されていません。国内レビトラジェネリックでない海外製のものはアメリカやインドなどで発売されています。価格(値段)だけ考えるとジェビトラの購入には格安・激安・最安(最安値)で口コミ(体験・体験談・感想・2ch・レビュー)などがある通販・個人輸入代行がいいように思えますが、ジェビトラなどレビトラジェネリックには偽物が多く、効かないばかりか副作用が出てしまう可能性があり、安全性(安全)に疑問が残りますので本物を処方する病院やクリニック等の医療機関での処方をおすすめいたします。

ジェビトラなどED薬の処方は保険診療ではありませんので、薬価がなく、各クリニックごとに処方価格が違います。ユナイテッドクリニックでは診察の後、即日、院内処方を行います。薬剤費のみのご負担で診察料は無料です。処方までの時間短縮、プライバシーの保護を考え、処方箋で薬局など院外で処方する必要がないように配慮しています。ユナイテッドクリニックには東京・埼玉・神奈川だけでなく大阪・名古屋・神戸・福岡など多くの地域からED治療薬の処方のために受診されています。

レビトラとは

世界で2番目に販売されたED治療薬で、ドイツに拠点を持つバイエル社が製造・販売を行っています。

バイアグラ(シルデナフィル)・シアリス(タダラフィル)と比較して、レビトラ(バルデナフィル)は勃起力・持続時間共にバランスが良いため、ED治療薬を初めて使う方から、使い慣れた方まで幅広い層に人気がある薬剤です。
バイアグラは、レビトラに比べると勃起力が弱く、かつ副作用が強く、シアリスは持続時間が長い反面で勃起力がマイルドになる傾向にあります。 そのためクリニックや病院など医療機関で処方する際、バイアグラよりレビトラを推奨することがほとんどです。またレビトラは、主成分であるバルデナフィルが水に溶けやすい性質のため吸収率が速く、バイアグラに比べると食事の影響も受け難いなど使い勝手も良好です。
作用は、他のED治療薬同様にホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害剤で、性的な刺激を受けた際に陰茎の勃起を抑える(いわゆる萎えさせる)作用を待つPDE-5を阻害することで血管を拡張させ、勃起を維持することが可能になります。バイアグラとシアリスの弱点である持続性と即効性を補った使いやすい治療薬といえます。またバイアグラやシアリスの成分であるシルデナフィルやタダラフィルは肺高血圧症、前立腺肥大症に適応がありますが、レビトラはED治療に特化したED治療薬です。

レビトラジェネリックとは

最も有名なのはバイエル社自身が販売するレビトラジェネリック「スタキシン」です。米バイエル社がアメリカで販売しています。スタキシンは用量10mgのOD錠で水なしで服用ができるレビトラジェネリックです。また特許事情の違いからインド等の国で製造されているレビトラジェネリックがあります。近年はレビトラの特許権が認められていますが、バイエル社にライセンス料金を支払うことで、現在でも製造・販売をすることが認められています。成分は同じバルデナフィルですので効果や副作用、飲み方(服用方法)は全く同じになります。

ジェビトラとは

ジェビトラとはサンライズレメディーズ社が製造販売するレビトラジェネリック医薬品であり、レビトラと同じバルデナフィルを主成分としています。このジェビトラは先発のレビトラと違いmg数が10mg錠、20mg錠の他、40mg錠、60mg錠の計4種類になっていることが最大の特徴です。

一見mg数が大きいのでレビトラより効き目がありそうに見えます。実際にレビトラの添付文書にも

日本人健康成人男子18例に,バルデナフィル10mg,20mg及び40mgを空腹時単回経口投与した場合,血漿中未変化体濃度は投与後0.75時間にピークに達し,以後約3.2~5.3時間の半減期で速やかに消失した.未変化体のAUC及びCmaxは,用量比にほぼ応じて増加した

投与量 AUC
(μg・h/L)
Cmax
(μg/L)
tmax※1
(h)
t1/2
(h)
10mg 20.94(1.72) 10.05(1.86) 0.75(0.50~1.00) 3.19(1.08)
20mg 44.14(1.39) 18.35(1.29) 0.75(0.50~1.00) 3.98(1.46)
40mg 137.73(1.72) 51.71(1.86) 0.75(0.75~3.00) 5.33(1.20)

※1:中央値(範囲)幾何平均値(幾何標準偏差),n=6

とあり、このことからもジェビトラはmg数が大きい方を服用した方が良いように見えます。しかしバルデナフィルの極量は1日20mgまでと決められており、それ以上の服用は副作用が強く出やすくなります。

こちらも、レビトラの添付文書、副作用の項からの引用になりますがバルデナフィルを過量投与した場合

症状
外国において,健康成人男子に対する120mg単回投与では,一過性の背部痛,筋肉痛,視覚異常がみられたが,重篤な有害事象は認められなかった.40mg1日2回投与で,高度の背部痛が認められたが,筋肉系,神経系の障害は認められなかった.

とあります。過剰に服用して副作用が出てしまった場合、特に効果的な薬物療法もないので、せっかくジェビトラを服用したとしても性行為する気力が湧かないでしょう。

バルデナフィルをオーバードーズ(過量服薬)しても副作用が出るだけで重篤な障害が出ないとはされていますが、ジェビトラ40mg錠、60mg錠を購入されるなら、必ず20mgになるように分割して使用しましょう。

ジェビトラの作用機序

作用機序 はレビトラと同じく、陰茎海綿体平滑筋及び関連する小動脈を弛緩させることによって陰茎を勃起させます。勃起はcGMP(サイクリックGMP)とグアニル酸シクラーゼによる合成とPDE-5による加水分解とのバランスにより調節されており、バルデナフィルはEDになる原因である、過剰に分泌されたPDE-5を阻害することによりcGMP量を増加させ陰茎を勃起させる作用があります。

ジェビトラのPDE5阻害作用・選択性

ジェビトラの主成分バルデナフィルは強力にPDE-5を阻害します。特にヒト血小板、ヒト陰茎海綿体及び遺伝子組換ヒト型のPDE5に対するIC50値(50%阻害濃度値)は、それぞれ0.7、3.4及び0.89nMであり(in vitro:試験管内)また、バルデナフィルはPDE-5を選択的に阻害し、その作用は他のPDEsに対する作用より10?1000倍強いとされます。(in vitro)(IC50値;PDE5:0.89nM,PDE1:121nM,PDE6:11?157nM,PDE11:308nM,PDE2,PDE3,PDE4,PDE7,PDE8,PDE9及びPDE10に対するIC50値:≧1000nM)。

ジェビトラの効果

他のED治療薬(バイアグラ、シアリス)に比べると1番即効性があるため、前もって服用しなくとも性行為の20分~30分前に服用すれば十分な効果を得られ、服用後約5~8時間と、効果が時間的に一晩は持続します。「性的刺激を与える→勃起する」というのが作用の基本ですので、勝手に勃起することはありません。ジェビトラは食事の影響を受けにくい錠剤ですが、食後すぐの服用は効果を弱める可能性があるので空腹時に服用するか、食後2時間は空けるようにしましょう。

また、ジェビトラには催淫剤としての効果はなく、性的興奮がなければ勃起しません。つまり服用すれば勝手に勃起するといったことにはなりませんのでご注意ください。

ジェビトラの副作用

レビトラの添付文書から引用になりますが、

副作用発現状況の概要

国内データ国内で実施された臨床試験において,本剤5mg,10mg,20mgを投与された総症例913例中257例(28.15%)に副作用が認められた.主な副作用は,ほてり143例(15.66%),頭痛51例(5.59%),鼻閉27例(2.96%),心悸亢進27例(2.96%)等であった.(承認時)
外国データ外国で実施された臨床試験において,本剤5mg,10mg,20mgを投与された総症例7,080例中2,206例(31.16%)に副作用が認められた.主な副作用は,頭痛871例(12.30%),ほてり749例(10.58%),鼻閉313例(4.42%),消化不良230例(3.25%)及びめまい125例(1.77%)等であった.(承認時)
使用成績調査において,3,118例中78例(2.5%)に副作用が認められた.主な副作用は,ほてり39件(1.25%),頭痛14件(0.45%),動悸(心悸亢進)12件(0.38%),鼻閉9件(0.29%)等であった.(再審査終了時)

一見すると副作用が多いように見えますが、ほとんどが顔のほてりであり、顔のほてりは人体に悪影響はありませんので薬が効いてきた証拠として捉えてください。

ジェビトラの使用上の注意

バルデナフィル製剤は慎重投与が必要な方もいらっしゃるので、ジェビトラなどバルデナフィル製剤を使用する際は必ず医師の診察を受けましょう。

  1. 陰茎の構造上欠陥(屈曲,陰茎の線維化,Peyronie病等)のある患者[性行為が困難であり痛みを伴う可能性がある.]
  2. 持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血,多発性骨髄腫,白血病等)のある患者
  3. PDE5阻害薬又は他の勃起不全治療薬を投与中の患者[これらの薬剤との併用使用の経験がない.]
  4. 出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者[ニトロプルシドナトリウム(NO供与剤)の血小板凝集抑制作用を増強することが認められている.出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者に対する安全性は確立していない.]
  5. チトクロームP450 3A4を阻害する薬剤(マクロライド系抗生物質)を投与中の患者[本剤の血漿中濃度が上昇することが認められているので,投与量は5mgを超えないこと.
  6. 高齢者(65歳以上)
  7. 中等度の肝障害のある患者[本剤の血漿中濃度が上昇することが認められているので,低用量(5mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること.]
  8. α遮断薬を投与中の患者[併用により,症候性低血圧があらわれるおそれがあるので,α遮断薬による治療で患者の状態が安定していることを確認した上で,低用量(5mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること

また、併用禁忌薬も多数存在します。

硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビド,ニコランジル等)、リオシグアト、アデムパス、リトナビル、ノービア、インジナビル、クリキシバン、アタザナビル、レイアタッツ、サキナビルメシル酸塩、インビラーゼ、ホスアンプレナビル、レクシヴァ、ロピナビル・リトナビル、カレトラ、ダルナビル、プリジスタ、テラプレビル、テラビック、ケトコナゾール(外用剤を除くが経口剤は国内未発売)、イトラコナゾール、イトリゾール、コビシスタットを含有する製剤、スタリビルド、クラスIA抗不整脈薬(キニジン,プロカインアミド等)、クラスIII抗不整脈薬(アミオダロン,ソタロール等)

以上の薬剤はジェビトラと併用することが出来ません。

さらに併用注意薬として、

マクロライド系抗生物質、(エリスロマイシン等)、ビカルタミド、CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシン等)、カルペリチド、α遮断薬(テラゾシン,タムスロシン等)

があり、併用には十分な注意が必要です。このことからも服用に関して勝手な判断はせずに、医師に相談しましょう。

スーパージェビトラとは

スーパージェビトラとは、ジェビトラ20mgに早漏治療薬に用いられるプリリジーの成分、ダポキセチン60mgを混合したものです。EDになって悩んでいる方のうち、実に1/3に早漏が併発すると言われているのでED治療と早漏治療を一度に行える、夢の薬と言えるでしょう。ただし、入手ルートによっては偽物や粗悪品を購入させられ、全く効果が得られないや、最悪、重篤な副作用が出て障害が残る可能性もあります。

ジェビトラの通販・個人輸入代行など購入方法

ジェビトラは国内で未承認であるため、入手・購入はネット通販や個人輸入代行での輸入やクリニックや病院など医療機関での処方による入手になります。薬局や販売店などでは販売されていません。しかし、ネットで流通している薬剤の約6割が偽物という調査結果があります。価格(値段)だけ考えるとジェビトラの購入には格安・激安・最安(最安値)で口コミ(体験・体験談・感想・2ch・レビュー)などで評価・評判のある通販・個人輸入代行がいいように思えますが、偽物が多く、効かないばかりか副作用が出てしまう可能性があり、安全性(安全)に疑問が残ります。これらの通販や輸入代行で副作用が生じた場合は個人の責任になり救済制度はありません。

ジェビトラなどレビトラジェネリックには本物を処方する病院やクリニック等の医療機関での処方をおすすめいたします。海外医薬品について日本の病院やクリニックなど医療機関は医師専用の流通があり、厚労省の出先機関である各地方厚生局から薬監証明を取得し、海外正規品の医薬品を取り扱うことができます。

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